ワカンとは?
※メーカーがワカンのことをスノーシューということもありますが、一般にワカンは小型で取り付け方法や爪の形状が違い、その用途は分かれます。浮力はやや下がるが、小回りが利くのがワカンの大きな特徴。スノーシューは「西洋かんじき」と言われます。
ワカンの特徴
・斜度があっても使用可能
・高度や天候によって雪の状況が変わる登山にも広く対応
・アイゼンと併用することも可能
・雪道をトラバース(※斜面を横断すること)しやすい
・軽量でコンパクト
・価格が手ごろ
■ワカンのデメリット
・スノーシューに比べて浮力が落ちるため、乾いた新雪だと埋まってしまう
・斜度のない雪原などはスノーシューのほうが快適
ワカンの種類
スノーシューやアイゼンとの使い分けは?
| ワカン | アイゼン | スノーシュー | |
|---|---|---|---|
| アイスバーン | × | ◎ | × |
| 浮力 | 〇 | × | ◎ |
| 狭い道 | 〇 | ◎ | × |
| 急斜面 | 〇 | ◎ | × |
| コンパクトさ | 〇 | 〇 | △ |
| 装着のしやすさ | △ | △ | ◎ |
| 値段 | ◎ | △ | △ |
・フカフカで道も緩やかならスノーシュー向き
・ガチガチに固くなっている道はアイゼン向き
・固すぎず、柔らかすぎない雪道は概ねワカンで対処可能
アイスバーンやフカフカの新雪など、極端なコンディションの時はアイゼンやスノーシューが快適ですが、踏み固められる程度の雪や、ある程度の急斜面などではワカンが幅広く活躍します。
雪質や道の状況を考えて適切な装備を選ぶ必要があり、「雪山はアイゼンがあれば安心!」などととらえるのは誤りです。
シチュエーション①新雪が降り積もったふかふかの雪原ハイク
・シチュエーション:新雪が降り積もった雪原や谷筋の道などで、ラッセルをしなければならないような場所
シチュエーション②岩と雪がミックスした険しい雪山登山
シチュエーション③雪深い急斜面
注意すべきは、スタートからゴールまでの道のり
ワカンの装着の仕方
①サイズはMサイズとLサイズ、右足用と左足用がある
③まず靴のかかと部分を仮固定する
④前方左上のわっかに外側からひもを通す
⑤前方右上のわっかに外側からひもを通す
⑥後方のわっかにひもをくぐらせる
⑦止め金具に通して固定する
⑧すこしずつ引っ張ってゆるみがなくなるように調整する
アイゼンと合わせて装着する方法も!
アイスバーンの上に新雪が降り積もった場合など、アイゼンとワカンが同時に必要になるコンディションに遭遇することも。また、吹雪いて、履き替えるのが大変な時や単純に履き替えるのが面倒だということもあるかもしれません。そういう場合に備えて、アイゼンとワカンを併用することができます。ワカンの爪がアイゼンより大きく、そのまま装着するとアイゼンの爪が有効にならないため、ワカンの爪が上を向くように裏返して使います。アイゼンとワカンを併用する場合は反り返りのないフラットタイプのワカンを選ぶようにしましょう。
おすすめのワカンは?
ワカンには大きく前が反りあがっているベントフレームとそうでないフラットフレームの2種類に分かれます。反りあがっているものは、急斜面での上り下りが楽だというメリットがあります。一方で、アイゼンと併用しようとする場合などには、フラットなものでなければ使えません。ご自身の目的に合ったものを選んでくださいね!エキスパートオブジャパン・スノーシューズ
直径22mmの太いアルミパイプ、ステンレスの詰めも大きく、頑丈なワカンとして人気のあるモデルです。世界最軽量。前後に反りをつけ、上り下りの動作がしやすい形状に改良されています。雪山ラッセル時の必需品。重量:M:735g
ジュラルミン製との記載でしたが、アルミ製なのか???
まあ、軽量でザックに縛り付けても重量の問題もないので、軽登山でも常備していると安心です。皆さんの利用方法を参考にさせていただき、ホームセンターの電材売り場で購入したスパイラルチューブ(黒色)を巻いて使用しました。白色スパイラルチューブだと目立たないかと考えて黒色を選択しましたが、自分的には正解だったと感じています。
これ着用していると、腰まで埋まる積雪場所でも、膝上程度で済みます。効果は絶大。但し、ブレード交換が出来ないのが難点かな。
出典: Amazon
エキスパート オブ ジャパン スノーシューズ フラット型
上記のワカンのフラットタイプ。アイゼンと併用してワカンを使用するようなハードな状況下で、ワカンを裏返して爪を上方に向けて使う場合に、裏返しでも歩きやすいよう、フレームにカーブを付けず全体が平らな状態になっています。マジックマウンテン アルミわかん
サイドの爪はスクリュー&ナットでフレームに固定されており、爪の交換が可能。爪とスクリュー&ナットはステンレス製です。また、上り下りの動作がしやすいベント式でフレーム枠前方が上方へカーブしています。重量:M460g(片方)、L480g(片方)
この手のワカンは富山の芦くら式の伝統的なワカンを手本にして作ったものです。
普段は爪を下にしてワカンだけで歩き、急峻で氷結した山を歩くときは鉄かんじきを嵌めてからこのワカンを逆向けに着けるという古来の方式を守ったもので、西洋のスノーシューに比べて抜群の応用力を持っているワカンです。
最近、スノーシューの歩き易さを着目して前後を少し上にゆがめたワカンが主流になってきましたが、それは急峻な氷結雪稜での応用力を殺し、スノーシューのモノマネをしているとしか私には思えない。もし、スノーシューと同じ用途で使うだけなら、はっきり言うが、スノーシューを買うべきです。
このワカンはスノーシューと比べて重さが半分以下です。だから、クランポンを着けてから履いても、スノーシューだけ履いた時の重さと変わらないのです。
安いし、応用力もあるし、このワカンを買わない登山者は私から言わすと、まあスノーハイカーです。
出典: Amazon
オクトス アルミわかん ラチェット式
着脱の簡単なラチェット式。ワカン接合部(継ぎ目)に中芯(パイプ)を入れ、強度不足を解消しするなど、他社メーカーには無い、独自仕様になっています。ベントフレームなので、アイゼンとの併用(裏返し使用)はできない形状です。エアモンテ アルミ スノーシュー(アルミワカン)
- 「アルミ スノーシュー (フリーサイズ)」は、日本の地形にマッチしたスノーシュー。アルミ合金製でダブルの爪により、縦横方向への滑りを防いでくれます。また、エアモンテのワカンはバンドを通すリングが大きく、厚手の手袋をしていても装着しやすいのが特徴です。
重量:約 410g(片足)
買ってから未だ1度しか出動できていませんが、ワタシがよく登っている階段状のアプローチが多い典型的な日本の登山道にはワカンが最適です。洋風なスノーシュー(長いヤツね)は、長く続くなだらかな稜線歩きには最適なのでしょうが、ワタシが行くところにそんな場所は殆どありません。装着し易く、軽い作りで、お値段もお手頃、とても満足しています。
出典: Amazon
ワカンは雪山登山の強い味方
Let’s go to snowy mountains with Wakan(japanese snow shoe)!
ワカンを持って雪山に行こう!
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