ブルックトラウトってどんな魚?
ブルックトラウトとはサケ科イワナ属に属する淡水魚の一種で、和名ではカワマスと呼ばれています。フライフィッシングや食用目的などで古くから親しまれてきたブルックトラウトの原産国はアメリカであり、近年日本で見ることの出来るブルックトラウト種は全てアメリカから輸入された外来種が繁殖したものです。
ブルックトラウトの分布、生息域
1902年、湯ノ湖(栃木県)に初めて持ち込まれて日本での繁殖を始めたブルックトラウト。現在では更に分布を広げ、上高地明神池(長野県)や、摩周湖(北海道)周辺の河川などで天然の固体が確認されています。また、多くの管理釣り場で釣りの対象魚として放流される人気ターゲットです。
ブルックトラウトの性質
ブルックトラウトは元々北アメリカの原産であるため冷水での生息を好み、日本国内での生息場所も中部以北の湧き水が豊富な渓流や湖に集中しています。日本における産卵期は11月から12月頃の冬季であり、日本原産の同属種であるアメマスやイワナとの交雑も確認されています。
ブルックトラウトの見分け方
ブルックトラウトを見分けるうえで最も分かりやすいのは背びれにくっきりと浮かぶ虫食い模様の有無です。また、体にある斑点模様も他のイワナ属よりも、一つ一つが細かく色も濃く、全体的に見るとやや派手な印象を受けるのも特徴的です。
イワナの特徴
同属の代表的な魚であるイワナは体型こそブルックトラウトとの明確な違いはありませんが、その背びれに明確な模様が無いという部分が大きな違いです。また、背中にある白斑もブルックトラウトのような虫食い状ではなく、しっかりとした楕円形で構成されています。
ジャガートラウトの特徴
ブルックトラウトとイワナの交配種であるジャガートラウトはややブルックトラウト寄りの色合いです。その二種で最も区別がつきやすいのが尾びれにまで続く虫食い模様の有無で、尾びれまで虫食い模様が続くのがブルック、尾びれでしっかりと模様が途切れるのがジャガーとして区別することが出来ます。
ブルックトラウトを狙うおすすめルアー
ブルックトラウトは障害物の影や底面でじっと餌を待つような生息を好み、どちらかというと回遊性の低い魚種として挙げられます。そんなブルックトラウトの性格をしっかりと掴み、効率的に誘い出すことが出来るおすすめのルアーを4点ご紹介します。
ただ巻きでも良く泳ぎバイトを誘発!
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3.5gにしてはよく飛び、ただ巻きで泳ぐので、Dコンタクトとローテーションで使ってます。魚の反応も良く、欠かせないルアーになりました。 出典:楽天市場
流れのある場所での効果は絶大!
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バスデイ シュガーミノー ドリフトトゥイッチャー 50S
どんな使い方にも柔軟に対応するスプーン
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琵琶湖でビワマスのレイクトローリングでこのルアーを愛用しています。かなり釣れます。匠のハンドメイドとかではなく、一般的な工業製品なので価格も安いし、それでいてよく釣れるし、品質的にも綺麗に仕上がっているし、とても優秀なルアーだと思います。 出典:楽天市場
定番スピナーのアピール色は濁り場に!
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ラパラ ブルーフォックス ビブラックスオリジナルスピナー
ブルックトラウトの味は?おすすめのレシピ
その味わいが好評でアメリカ本国だけではなく日本にまで輸入されたブルックトラウト。イワナのような味を残しながら川魚の臭みがとても少なく、油のしっかりと乗ったその白身を存分に楽しめるおすすめのレシピをご紹介します。
塩焼き
ブルックトラウトを釣り上げたら味わいたいのが塩焼きです。多くの管理釣り場では焼き場などが併設されていますので、新鮮なブルックトラウトを素材本来の味わいで楽しんでみてください。
ムニエル
ブルックトラウトの白身に良く合い、海外でも多く親しまれている調理法がムニエルです。外側のカリッとした食感と中の柔らかい白身の歯ごたえ、濃い目の味で楽しむムニエルは素朴な味わいのブルックトラウトに良く合います。
フライ
素朴な味わいでありながら脂のしっかりと乗ったブルックトラウトの白身はフライにも良く合います。食べやすい大きさにカットして揚げれば、タルタルソースはもちろん、醤油やソースなど好みの味で楽しむことが出来ます。
天然のブルックトラウトを狙ってみよう!
アメリカ原産ながら、日本に輸入されるとその釣りごたえや味わいで人気を得て瞬く間に広まっていったブルックトラウト。生息地はどこも自然で溢れ空気の澄んだ場所で、そこに糸を垂らすだけで心が休まるような場所ばかりです。次の休みは日々の生活のリフレッシュも兼ねて天然のブルックトラウトを狙いに出かけてみてはいかがでしょうか?
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