2ルームテントは初心者キャンパーにオススメ!

もちろんタープほどの開放感はありませんが、メッシュを閉めれば虫の侵入を防げるので、夏キャンプも気兼ねなく楽しめます(ただし虫の侵入を100%防げるわけではありません)。
コールマンの初心者向け2ルームテントはこの3モデル

・タフスクリーン2ルームハウス

・タフスクリーン2ルームハウス+

・ラウンドスクリーン2ルームハウス
こちら2ルームテントの定番「ラウンドスクリーン2ルームハウス」。最大の特徴は、出入口と両サイドの3面をキャノピー(屋根)にできるのこと。アレンジしにくい2ルームテントの中でも、かなり自由度の高いモデルと言えます。
他にもハイクラスな「ウェザーマスターシリーズ」がありますが、今回は価格も手頃な通常ラインに絞りました。
その中でも、「タフスクリーン2ルームハウス」にスポットを当ててご紹介! まずはこのモデルの特徴を見ていきましょう。
タフスクリーン2ルームハウス8つの特徴
まずはタフスクリーン2ルームハウスの特徴をご紹介します!特徴① 2WAYの使い道がある

また帰る日の朝、先にインナーテントを片付けてしまって、後は大きなリビングルームでゆっくり過ごす……という過ごし方もできますね。
特徴② 圧迫感のない空間

一方、寝室となるインナーテントの高さは170㎝。テントの超ド定番である同社のドーム型テント「タフドーム/3025」の室内高が175cmなので、少し低いように感じるかもしれません。
しかし、主な行動範囲であるリビングルームの高さは170㎝以上あるので、気にする必要はありません。
人によっては腰を屈める必要がありますが、立ったままで着替えもできますし、寝るだけであれば問題のない高さです。
特徴③ 4人家族でぴったりの広さ

たくさんギアを置けるほど余裕はありませんが、家族4人分のチェアやテーブル、調理機材といったベースとなるものを置いて「ちょうどいいくらい」のスペース。初心者キャンパーには問題のないはず。
一方、インナーテントは約320×230cm。高さの紹介でも触れた「タフドーム/3025」が約300×250㎝で、両者とも4~5人用を想定してます。数値だけみると、タフドームよりも横幅が広く、縦が短いですね。
しかし! 図面でインナーテントを見てみると……。

↑上が「タフスクリーン2ルームハウス」。下が「タフドーム/3025」です。

実際に使えるスペースは、表記されている数値より狭まるという点を頭に入れておきましょう。
特徴④ 初めてのキャンプだって快適に過ごせる

また、雨が降ってきてもフラップを下せば閉め切れるので、タープのように雨ざらしになる心配もありません。

これはテント下部から空気を取り込み、テント内にこもっている暖かい空気を、上部にあるベンチレーションから排気する仕組みになっています。
このベンチレーションがあることで、新鮮な空気が常にテント内を循環してくれるんです。

特徴⑤ 設営がカンタン!
シンプルな構造なので、設営はさほど難しくはありません。1人でも組み立てられるようですが、サイズも重さもあるので、はじめは2人で設営するのがベター。インナーテントが吊り下げ式なので、雨の日でも濡れずに設営できるのは魅力的です。
特徴⑥ 雨にも風にも強い!
天井が高いと風に弱いイメージがありますが、タフで丈夫なアルミ合金製メインポールを採用しているので、ちょっとやそっとの風ではビクともしません。
またその証拠に、風速15m/s ~20m/sの実証テストをクリアしています(コールマンの「タフ」という商品名が付くものは、このテストをクリアしています)。台風などの悪天候でない限り、基本的には問題ありません。
そしてもう1つ。テントを選ぶとき必ず見てほしいのが「耐水圧」です。
強い雨でも耐えられる1500mm以上あれば合格点ですが、タフスクリーン2ルームハウスは2000mm!
コールマンの場合、ほとんどのテントが1500mm以上のスペックなので、耐水圧を気にする必要はないかもしれません。
特徴⑦ 5万円台は標準的なお値段!

たとえば、国内であればコールマンと同じような規模であるロゴスから出ている、初心者向けの2ルームテント「neos PANELスクリーンドゥーブル X」、コスパの良さで人気のDODの「カマボコテント2」も5万円台で販売されています。
特徴⑧ カラーバリエーションが豊富!
タフスクリーン2ルームハウスは、カラーリングの種類が豊富です。どんなデザインがあるのか、さっそく見ていきましょう!・タフスクリーン2ルームハウス

・同モデル バーガンディ

・同モデル 2018年新作オリーブ

大地に生い茂る木々をオリーブで、壁のようにそびえる岩肌をサンドで表現しています。
・同モデル ナチュラム限定カラー

タフスクリーン2ルームハウス3つの気になる点
ここまで「タフスクリーン2ルームハウス」の魅力を紹介してきましたが、もちろん気になる部分もあります。購入する前にチェックしておきましょう。気になる① 夏は場所を選ぶ必要がある
遮光性が高くないので、標高が高いキャンプ場や木陰が確保されているサイトなど、場所を選んで設営するのが無難です。
木陰になればさらにいいと思うけど、直射日光ガンガンだとさすがに暑いです!(出典:*こじこじファミリー*外遊びの記録)
その② 寝室にスカートがないので寒い時期は厳しくなる

タフスクリーン2ルームハウスの場合、リビング側にはスカートが付いていますが、寝室側(テント)には付いていないので、雪中キャンプレベルの極寒での使用は控えたほうが無難でしょう。中には、スカートを自作してしまう強者キャンパーもいるようですよ。
その③ 事前にサイトの広さを確認する必要あり!

キャンプ場の区画サイトは、だいたい6×8mや10×10mの広さ。しかしそこには、車を含めてそのサイズなのか、もしくは含めないでそのサイズなのか2パターンあり、キャンプ場によってマチマチです。
タフスクリーン2ルームハウスのサイズは約5.4×3.4m。車込みのサイトの場合は、最低10×10m以上あるキャンプ場、もしくはフリーサイトを選ぶのが無難です。
設営方法は?
テント設営の一番の難関は立ち上げ。はじめに、数本のポールを対応するスリーブに通していきますが、その時よく陥るのが「このポールってどこに通せばいいの?」という問題。
タフスクリーン2ルームハウスは、ポールとポールを通すスリーブは同じ色をしているので、どこに通せばいいのかが一目でわかります。テントを立ち上げるために、ポールを本体の裾についているピンに差しますが、そのピンにも差すべきポールと同色のロープが付いており「どこに入れればいんだっけ?」と迷う心配がありません。
ですが、口コミを覗いてみると「ペグの位置どりに時間がかかった」「収納に手間取った」という声も。できれば本番前に試し張りを、難しい場合は設営の動画を見て予習しておくと安心です。
設営時間どれくらいかかるの?
満足広々快適でした。ただ女2人で初設営は1時間で汗だくでした。でも2回目はもっと早く出来そうです。(出典:楽天みんなのレビュー)
はじめての設営では、慣れていないこともあって2人がかりでも1時間近くかかってしまう口コミも。一方で、テント設営の経験がある人は15分ほどで設営できた! という声もありました
一度コツを覚えてしまえば、次からは大幅に時間を短縮できそうですね!
長く使い続けるためには「グランドシート」があると◎

テントをなるべく長く使い続けるためには、グランドシートを敷いてからテントを設営するようにしましょう。専用のグランドシートも販売されていますが、レジャーシートやブルーシートで代用している賢いキャンパーも珍しくありません。
Coleman タフスクリーン2ルームハウス
●定員:4~5人用
●耐水圧:約2000mm(フロア:約2000mm)
●重量:約16kg
●材質:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工) フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) ポール/(メイン)アルミ合金約16mm (ミドル)アルミ合金約13mm (リア)アルミ合金約13mm (リッジ)アルミ合金約11mm (キャノピー)スチール約19mm
●付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
●耐水圧:約2000mm(フロア:約2000mm)
●重量:約16kg
●材質:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO、PU防水、シームシール) インナー/68Dポリエステルタフタ(撥水加工) フロア/210Dポリエステルオックスフォード(PU防水、シームシール) ポール/(メイン)アルミ合金約16mm (ミドル)アルミ合金約13mm (リア)アルミ合金約13mm (リッジ)アルミ合金約11mm (キャノピー)スチール約19mm
●付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
行程はあまり複雑ではなくて公式動画を参考にしながら設営できました。
ベンチレーションの数や、インナーテントも然程屈まず移動が出来、広さ機能ともに満足しています。
出典: 楽天みんなのレビュー
Coleman タフスクリーン2ルームハウス オリーブ/サンド
●定員:4~5人
●耐水圧:フライ2000mm、フロア2000mm
●重量:約16kg
●材質:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO)インナー/68Dポリエステルタフタ、フロア/210Dポリエステルタフタ、メインポール/アルミ合金、キャノピーポール/スチール
●付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
●耐水圧:フライ2000mm、フロア2000mm
●重量:約16kg
●材質:フライ/75Dポリエステルタフタ(UVPRO)インナー/68Dポリエステルタフタ、フロア/210Dポリエステルタフタ、メインポール/アルミ合金、キャノピーポール/スチール
●付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、収納ケース
Coleman コールマン 2ルームハウス用テントシートセット
●サイズ:インナーシート/約310×230cm、グランドシート/約300×215cm
●重量:約3.2kg [インナーシート約2.4kg、グランドシート約0.8kg]
●材質:インナーシート/68Dポリエステルタフタ、PEスポンジ(厚さ約4mm)、PVC グランドシート/ポリエチレン
●付属品:収納ケース
●重量:約3.2kg [インナーシート約2.4kg、グランドシート約0.8kg]
●材質:インナーシート/68Dポリエステルタフタ、PEスポンジ(厚さ約4mm)、PVC グランドシート/ポリエチレン
●付属品:収納ケース
コールマンで比較するなら①「タフスクリーン2ルームハウス+」

・コールマンの2ルームテントタフスクリーン2ルームハウス+
・ラウンドスクリーン2ルームハウス
外見はタフスクリーン2ルームハウスと似ている両者ですが、違いは一体どこなのでしょうか?
この2モデルとタフスクリーン2ルームハウスを比較してみます! まずは2018年の新作、「タフスクリーン2ルームハウス+」から。
違い① 寝室の通気性

まずは寝室のサイドに大きなメッシュパネルが付いたこと。これはベースモデルにはない仕様です。寝る時の快適さがUP! もちろんベンチレーションも上下に配置されているので、効率よく空気を循環してくれます。
違い② 遮光性

当然、差し込む光量が少なくなるので、テントの中は真っ暗! さらに室内の温度上昇を抑えてくれるので、夏キャンプもかなり快適になりそうです。
▼本当に温度は下がるのか!?検証してみた記事はこちら
コールマンで比較するなら②「ラウンドスクリーン2ルームハウス」

違い① フレームの素材

※アルミ合金……アルミニウムに様々な金属を加えて合金された素材
質量に大差はないので、スチールよりもアルミ合金の方が強度が高く、また耐食性も勝ります。またアルミの方が軽いので、ラウンドスクリーン2ルームハウスの方が4kgも重くなっています。
違い② ベンチレーションの数

持ち運びやすさ、過ごしやすさを考えると「タフスクリーン2ルームハウス」がオススメです。「でも行っても年に数回だし……コスパ優先!」という方は、ラウンドスクリーン2ルームハウスでも十分でしょう。
Coleman ラウンドスクリー2ルームハウス スタートパッケージ【別注モデル】 オリーブ×コヨーテ
●定員:4~5人用
●耐水圧:約2,000mm
●重量:約20kg
●材質:フロア材質:210Dポリエステルオックス(PU防水、シームシール)、ポール材質:FRP約直径12.5mm(ルーフ)
●付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ、専用インナーマット、専用グランドシート
●耐水圧:約2,000mm
●重量:約20kg
●材質:フロア材質:210Dポリエステルオックス(PU防水、シームシール)、ポール材質:FRP約直径12.5mm(ルーフ)
●付属品:キャノピーポール×2、ペグ、ロープ、ハンマー、キャリーバッグ、専用インナーマット、専用グランドシート
アシストクリップがあるタイプではないので、1人では無理です(笑) 女性2人で20分もあれば設営できます(初キャンプな方はもう少しお時間かかるかも)。
出典: 楽天みんなのレビュー
▼ラウンドスクリーン2ルームハウスの詳細はこちら!
これからキャンプを始める人はこれを選べば間違いなし!

2ルームテントならではの魅力、このテントならではの魅力が満載ですよ。初心者キャンパーでも最高に楽しめるテントを、さっそく手に入れましょう。
Let’s camp debut with Tough screen 2 room house.
タフスクリーン2ルームハウスでキャンプデビューしよう!
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