雷魚について
雷魚はスズキ目タイワンドジョウ科の淡水魚の総称です。和名に「ドジョウ」とありますが、いわゆるドジョウとは全く異なる種です。観賞魚や釣りの対象としても人気のある雷魚。その生態や特徴を詳しくご紹介します。
雷魚の特徴
体色は茶褐色や緑褐色で腹側は白っぽく、体側には縁取りのある黒っぽい斑紋が2列並んでいます。体形は前後に長い円筒形で、頭部が長く、口が大きく目の後ろの方まで裂けていて鋭い歯が並んでいます。背ビレと尻ビレの基底が長く背ビレは胴体のほとんどに及んでいます。
雷魚の生体
雷魚は河川の下流から中流や湖沼の、ハスなどの水草が繁茂する静水域を好んで生活しています。薄暗い時間帯の朝夕に活発に活動し、水底に潜んで魚や甲殻類、昆虫類、カエル、ネズミ、水鳥の雛などの小動物などを捕食します。産卵は夏で浮性卵を産み、卵や稚魚を親魚が保護しています。また、特徴的なのは上鰓器官で空気呼吸ができることで、水面に口を出して呼吸する姿が見られます。ただし、二酸化炭素の排出は主にエラから行うため空気呼吸だけでは生存できません。雷魚の種類
日本で雷魚と呼ばれている種はカルムチー、タイワンドジョウ、コウタイの3種です。ここではそれぞれの特徴をご紹介します。日本産雷魚 カルムチー
カルムチーは3種のうちもっとも大きくなる種で、最大で90センチ程度まで成長します。タイワンドジョウと比べると体側の斑紋が粗く大きい傾向があります。
日本には人為的に導入された外来種とされているが近年北海道を中心にカムルチーのアムール亜種が生息していたとも言われており、江戸時代の文献でも生息していたという記述も近年発見された。出典:ウィキペディア
日本産雷魚 タイワンドジョウ
タイワンドジョウは1996年に台湾から移入され、現在では沖縄県、香川県、兵庫県、和歌山県の限られた池などに分布しています。カルムチーに比べると小型で全長は20センチから60センチ程度で、斑紋が細かく数が多く入っています。
日本産雷魚 コウタイ
コウタイは全長30センチ程度で、他の2種と違って腹ビレがなく尾柄付近に黄褐色の縁取りの黒色班があり、顔つきがやや丸い印象です。体色は赤や褐色の固体もあり、幼魚は観賞魚としても人気があります。日本へは台湾から沖縄県の石垣島、大阪府に移入されましたが、個体数が少なく生息域は限定的です。
雷魚の釣り方
雷魚はバス用のタックルを流用できますがパワーが強く破損することもあるので、雷魚専用タックルやパワーのあるものがおすすめです。雷魚は水底で水草などから落ちてくるカエルや昆虫などを狙っているため、ハスなどで水面が覆われているポイントを狙いましょう。見えている雷魚がいれば口元にエサやルアーをたらすと食いついてきます。
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雷魚を釣ってみたい!
雷魚釣りの魅力のひとつは大きさです。1m近くの雷魚も釣れることがあるため大物を狙う楽しさがあります。そして何と言ってもあのバフッという捕食音!音とともに思い切り喰らいついてくる様子はとても豪快です。迫力のある雷魚釣りをぜひ楽しんでください!
Let’s fish a big Snakehead!
大きな雷魚を釣ろう!
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