PRノットについて
PRノットはマグロなどの大物釣りに向くライン結束方法です。PEラインとその先に付ける太いリーダーの結束に最適な摩擦系のノットシステムとして知られています。ジギングに最適な強度を有していて、FGノットと並ぶ人気ノットとなっています。ただし、PRノットはノットワークの複雑さにおいても、FGノットに負けず劣らずですので、初心者向けではありません。また、PRノットは専用のノッターを使って結束しないと、その特徴が十分に発揮できない場合があります。■人気の高いFGノットの結び方を紹介している記事です。
PRノットの強度
PRノットはFGノットと同等か、それ以上の強度があることが知られています。結束の良否によりますが、PRノットとFGノットラインのいずれも、PEラインとフロロリーダーの結束において直引張力の85%以上、PRノットは95%とほぼ100%近い強度があり、仮に強度が95%であれば残り5%はリールのドラグ調整で対処できます。ただし、FGノットの方がガイドの通りがいいのでキャストに向き、PRノットはキャストよりバーチカルなジギング向きでしょう。PRノットの結び方
究極の強力ノットとされているPRノット。その実力を十分に発揮するためには、専用のノッターが必要です。絶えずラインにテンションがかかった状態でラインシステムを組む必要や、終端処理を確実に行う必要があり、初心者向けや現場向けとは言えません。PRノットの方法は人によって多少違いはありますが、ここでは最も簡単な方法をご紹介します。PRノットの結び方 画像解説!
PRノットは同じ摩擦系のFGノットと仕上がりが良く似ています。ただし、FGノットがノッターなしでも組めるシステムであるのに対し、PRノットは専用のノッターと、屋内など安定した環境が必要です。それでは、手順を確認していきましょう。手順1.
リーダーの両端にテンションをかけた状態で、PEラインをリーダーに巻きつける準備をします。
手順2.
リーダーの先端方向Aに向かって、PEラインをリーダーに食い込ませるようにしっかりテンションをかけながら、時計回りに巻き付けていきます。PRノット専用のボビンのついたノッターがあれば便利です。
手順3.
ノットの端部で、リーダー先端方向Aに対して反時計回りにテンションをかけながら数回巻き、コブを作ります。
手順4.
今度は逆方向にPEラインを、リーダーに食い込むくらいテンションをかけながら反時計回りに巻きつけていきます。ある程度巻き付けた後に、端部をハーフヒッチで仮止めします。
手順5.
さらにハーフヒッチを上下交互に数回行います。その後に余分なリーダーをカットします。
手順6.
次にPEラインに対して、PEラインでハーフヒッチを数回かけていきます。ある程度ハーフヒッチを繰り返した後、余分なPEラインをカットして完成です。PEラインがリーダーにしっかり食い込んでいる回数が多いことが、圧倒的な強度を誇るこのノットの成否を左右すると言えるでしょう。
PRノットのノットアシストツール
複雑なノットワークとなるPRノットで十分な強度を出すのに欠かせないノットアシストツールをご紹介します。タカミヤ ピーアールマスター
PRノットで大物釣りをしよう!
PRノットは大物釣りに向くライン結束方法で、ほぼ100%近い強度があります。FGノットと違いガイドの通りは良くありませんので、バーチカルジギング向きと言えます。近海オフショアジギングで一発大物狙いの目標を達成する可能性を高めたい方、でっかいマグロを釣りたい方は、このノットをマスターされることをオススメします。
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