“最高峰”がたどった道のり・前期(’92~’04)

このステラですが、過去にいくつものモデルがあったことをご存知でしょうか。今回は最高峰スピニングリールの歴代モデル(前期)の変遷をご紹介します。
92 ステラ(初代)

また、それまでのスピニングリールだとハンドルの遊びが大きく、巻く方向とは逆に戻ることもありましたが、92ステラではストッパーを設けることにより遊びを大きく減らしてあるのも特徴です。
さらに現在では様々なリールに搭載されている、ダブルハンドルモデルを初めてラインナップに入れたこともあり、注目を集めました。
95 ステラ

現在のステラまで続く穴開け(ブランキング)のスタートとなったモデルで、デザイン面にこだわりを見せ始めました。ただ、この頃のステラは錆に対して弱く、淡水のバス釣りで使われることがほとんどでした。
現在では当たり前にソルトウォーターで使われているステラですが、過去には錆に悩まされていたというのも時代を感じます。
98 ステラ

大物狙いのソルトウォータールアーが流行し出したこともあり、当時では大型となる「16000番」というモデルまで発売されたのが特徴です。
ただ、「98ステラ」は細かく言えば中型以下の番手を指し、大型番手に関しては翌年1999年に発売されたので「99ステラ」と分類されていることも多いです。
00 ステラ(ミレニアム・ステラ)

このミレニアム・ステラでは、スプールがスローに上下することでラインの密巻きを行う、「スーパースローオシュレート」を搭載したことでも話題となりました。
01 ステラ

細かなラインナップに加え、巻きのスムーズさや強度の高さを売りにした3つのS(スムーズ・サイレント・ストロング)による「Sコンセプト」で人気をさらに高めたモデルでもありました。
04 ステラ

機能面においては、先代の01ステラの「Sコンセプト」に信頼を意味する「リライアンス」を加えた「SRコンセプト」を主軸に、現在では当たり前となっている段差の無い「ワンピースベール」の搭載、ギアはコンピュータ解析によって力の伝達効率を高めています。
スプールは番手によってスプール面の塗装を替え、穴開け加工は丸穴だけでなく斜めへの切削がされています。この独特なビジュアルが、発売から10年以上が経過した現在でも、人気を誇っている理由ではないでしょうか。
語れる道具は“いい道具”

“いい道具”というものは、得てして語ることが多いもの。所有感を満たすだけでなく、メンテンナスをしっかり行うことで、長く愛用できることもハイエンドモデルの良さではないでしょうか?
次回は後期(’07~’18)をお送りします。
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