“最高峰”がたどった道のり・後期(’07~’18)

このステラですが、過去にいくつものモデルがあったことをご存知でしょうか。今回は最高峰スピニングリールの歴代モデル(後期)の変遷をご紹介します。
▽前期(’92~’04モデル)はこちら。
07 ステラ

現在ではシマノのほとんどのスピニングリールにARスプールが搭載されていますので、その性能は誰もが知るところでしょう。
また、内部構造がより精密になったことで、ステラ特有のシルキーな巻き心地がさらに向上されたのも特徴。この頃になると、現行のステラに段々と見た目も近づいてきます。
08 ステラ

特徴的だったのが、ハンドル1回転あたりの巻き取り量がとても多い「エクストラハイギア」が大型番手として初搭載されたこと。ソルトウォータールアーの釣りをさらに広げるものとなりました。
それまでパワーギアやハイギアまでのラインナップだったことを考えると、シマノの技術力がまた一歩先に進んだことを垣間見ることができます。
またハンドルノブにカーボン製のラウンドノブが初搭載され、最新技術を惜しみなく搭載していました。
10 ステラ

内部構造の大幅な見直しを図った10ステラ。現在の最新スピニングリールにも搭載されている「X-SHIP」は、この10ステラから始まっています。
また、リールに使用される素材についても見直しが図られ、本モデルでは「マグネシウムボディ」を採用しているのも興味深いところ。
独自の多層コーティングにより、水分に弱いマグネシウムボディを腐食からしっかりと防御し、それでいて、長所である軽量性をしっかりと生かした、シマノの意欲作ともいえるでしょう。
13 ステラ SW

他のメーカーにはほとんど見られない大きさである「30000番」は、マグロ狙いのアングラーに必須といわれるほど高い人気を誇ります。
14 ステラ

マイクロモジュールギアに注目が集まったモデルではありますが、見落としたくないのがスプールの穴開け加工。丸ではなく、斜めの細いブランキング(穴開け)に変更するなど、ビジュアル面で大きな変更がなされています。
18 ステラ

従来のギアを見直しさらに力の伝達効率を高めた「マイクロモジュールギアⅡ」、ボディ全体の基本設計とパーツを見直した「サイレントドライブ」によって、その巻き心地は「静粛性」と表現されています。
ステラの心臓部である「HAGANEギア」においても設計が見直され、同じ大きさ・同じ素材で強度アップが達成されているのも魅力です。
1000SSSPGからC5000XGまでの細かな全16種類のラインナップから、自分に合ったモデルが必ず見つかるでしょう。
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語れる道具は“いい道具”

“いい道具”というものは、得てして語ることが多いもの。所有感を満たすだけでなく、メンテンナスをしっかり行うことで、長く愛用できることもハイエンドモデルの良さではないでしょうか?
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