ショアジギング仕掛けを知ろう!ジグやリーダーの結び方とは

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ショアジギングの仕掛けについて

ショアジギングの仕掛けは、メタルジグを用いたシンプルな作り。ロッドやリールの準備ができたら、次に準備をするのが仕掛けです。ここでは、仕掛け作りに必要なアイテムや、ラインの結び方をご紹介します。

ショアジギングの仕掛け図

ショアジギングの仕掛け図の画像制作:TSURI HACK 編集部
ショアジギングでは、一般的にPEラインをメインラインとし、ショックリーダーと呼ばれる、ラインを結ぶことで構成します。PEラインは殆ど伸縮が無く、強度と感度に優れるラインですが、障害物との摩擦での痛みや、強度を超えた力がかかると容易に破断します。この欠点をカバーする為に、摩擦や引っ張り強度に優れたショックリーダーを組み合わせます。

リーダーは、擦れに強いフロロカーボンラインが用いられる他、遠浅のサーフでは太めのナイロンラインが使われる場合もあります。

ショアジギング仕掛けで使うリーダー

結び目の画像
出典:PIXTA
ショックリーダーは、PEラインと同等以上の強度を持つラインを、1メートル前後セットします。

PEラインは号数表示、リーダーはポンド表示で販売されていることが多く、どう組み合わせるか悩むのではないでしょうか。一般的にPEラインは、ナイロンラインの3~4倍の強度があると言われています。ナイロンラインの号数とポンドの関係を基準に組み合わせを考えてみてはいかがでしょうか。

具体的にナイロンラインの号数とポンドの関係は次のようになっています。

・0.8号=3ポンドの強度
・1号=4ポンドの強度
・1.5号=6ポンドの強度
・2号=8ポンドの強度
・2.5号=10ポンドの強度
・3号=12ポンドの強度

PEラインはナイロンラインの3~4倍の強度があると考えると、同程度の強度のリーダーを選ぶ場合は次のようになります。

・PE0.8号=9~12ポンドの強度のリーダー
・PE1号=12~16ポンドの強度のリーダー
・PE1.5号=18~24ポンドの強度のリーダー
・PE2号=24~32ポンドの強度のリーダー
・PE2.5号=30~40ポンドの強度のリーダー
・PE3号=36~48ポンドの強度のリーダー

実際には海底との摩擦、キャスト時の高切れ防止を考慮し、さらに3割ほど強度に余裕を持たせた選択をするのもオススメです。例えばメインラインPE0.8号ならリーダーは12~16ポンド、1号ならリーダーは16~20ポンド強度のリーダーがいいでしょう。
リーダーを選ぶ際に参考となる情報や、結束の基本的な方法をまとめた記事です。
  • FGノット結び

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ショアジギング仕掛けのリング

リーダーをメタルジグに直結しても釣ることはできますが、ローテーションを行う際の、結束でかかる手間を考えると、リングの使用は快適です。しかしサイズや負荷範囲をしっかりと合わせなければ、リングが伸びてしまい掛かってもバレてしまうことや、ジグをロストしてしまうので、注意が必要です。
ITEM
オーナー スプリットリングハイパーワイヤー P-12 4

リングを交換時、強度があり開く際にケガをしてしまう場合があります。安全、スムーズに交換を行うのにはプライヤーが必須です。
スプリットリングプライヤーの使い方や、おすすめアイテムを紹介している記事です。
  • スプリットリングプライヤーおすすめの画像

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ショアジギング仕掛けで使うメタルジグ

メタルジグの画像
出典:PIXTA
ショアジギングで用いられるルアー「メタルジグ」。様々な形状や重さが発売されていますが、主に28~42グラム程度が使いやすいです。ロングキャストを繰り返す釣りなので、ある程度の重量があるほうが飛距離を稼げ、広い範囲を探ることができます。形状は棒状のもの、円形で扁平したもの等様々ですが、ジグにどういったアクションをさせるかで使い分けるといいでしょう。
メタルジグは多種多様、迷える初心者に選び方から定番ジグを紹介している記事です。
  • 大量のメタルジグ

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ショアジギング仕掛けの結び方

ショアジギングの仕掛けでは、全部で2か所結ぶのが基本です。一つはメインラインとリーダー、もう一つがリーダーとジグ(リング)の結束です。メインラインとリーダーの結束部分は、キャストとその後のリーリングによる巻き取りで何度もガイドを通過しますので、結び目が小さく、ラインテンションがかかると結び目の結束がより密になる結び方が望ましいでしょう。

PEラインとショックリーダーの結び方(FGノット)

FGノットの画像
提供:asasei
PEラインとリーダーの結び方でイチオシはFGノット。編み込む形で結束するので、結び目が小さく、ラインテンションがかかると結び目の結束がより密になる特徴があります。慣れるまで結束に時間がかかりますが、市販されているアシストツールを用いれば、初心者でも簡単に短時間で結束できるでしょう。
FGノットについて、結び方や知っておきたい情報をまとめた記事です。
  • FGノットの画像

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ジグとリーダーの結び方

イモムシノットの画像
提供:asasei
ジグ(リング)とリーダーの結び方でイチオシはイモムシノット。結び目がイモムシのような形状になるのが特徴です。結び目にはキャスト時や、大物がフッキングしてファイトになる際にかなりの力が集中しますので、結び目が大きくても強度を重視したい部分です。イモムシノットはハーフヒッチを繰り返しだけで完成しますが、ハーフヒッチの方向に注意することで、初心者もすぐマスターできるでしょう。
結束強度が高くてショアジギングに最適なイモムシノットを紹介している記事です。
  • イモムシノットの結び方の画像

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ショアジギング仕掛けはシンプル

ジギングでの釣果の画像
出典:PIXTA
ショアジギングは重量のあるメタルジグを遠投し、ロッドアクションを加えながら高速でリーリングすることを繰り返す、ゲーム性の高くシンプルさが魅力。しかしキャスティングのリリース際や不意に大物がフッキングしてファイトが始まるとラインに相当な負荷がかかりますので、メインラインやリーダーの適切な選択、仕掛けの基本をマスターしてショアジギングを楽しんでください!

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